花粉症対策に有効な栄養素

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こんにちは。歯科衛生士のSです。
みなさんは花粉症、大丈夫でしょうか?
今年の花粉は多い(゚Д゚;)・・・毎年言っている気がします。
これはお笑い芸人のやす子さんが歌っているラップ♬の中の歌詞なのですが、まさしく私も毎年言っているうちの1人です。
一度聴いたら耳について離れないのは私だけではないかと思います(笑)
まだ聴いたことのない方はぜひお試しあれ。

やす子の曲『多分 花粉』

そこで今回は、花粉症対策に役立つ栄養素についてお話していきます。

1. 花粉症とは

花粉症とは、体内に入った花粉を異物と認識した免疫細胞が過剰反応することによって発症します。
症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、目の充血などがあり、これらは炎症反応によって起こります。症状が重い場合は、熱っぽさやだるさ、頭が重いと言った全身症状を伴う場合もあります。


多くの方は医療機関を受診し薬の処方を受けたり、ドラッグストアの市販薬を購入したりしていると思いますが、症状を抑える代替えとして眠気や口が渇くなどの副作用に悩まされる方も少なくないでしょう。



2. 花粉症の症状を緩和させる栄養素

花粉症によって起こる炎症反応には、免疫細胞が関わっています。
体内の免疫は腸内環境を整えることが大切であることが分かっています。
花粉症の症状を抑えるためには、炎症を和らげる栄養素と免疫や腸内環境を整える栄養素の補給が必要です。

2-1 ビタミンB群・ビタミンC

疲労回復効果で知られているビタミンB群は粘膜の保護にも効果を発揮します。
主な食品としては
 ●ビタミンB1・・・豚肉、穀類など
  
 ●ビタミンB2・・・レバー、ハツなど
  
 ●ビタミンB6・・・にんにく、魚類など
  
 ●ビタミンB12・・・貝類、魚卵、レバーなど
  
 ●ビタミンC・・・緑黄色野菜や果物
  

2-2 オメガ3脂肪酸

ヒトの体内では生成することができないため食事から摂取する必要がある必須脂肪酸で抗炎症作用が注目されています。
 ●青魚
  
 ●亜麻仁油
  

2-3 ビタミンD

免疫効果を高めることで花粉症の症状の緩和に繋がります。ビタミンDは紫外線(UV-B)を浴びることで体内でも生成できます。十分な日光を浴びているサーファーは花粉症になりにくいと言われています。
 ●魚類
  
 ●きのこ類
  

2-4 乳酸菌・ビフィズス菌

腸内フローラのバランスを整えることで花粉症の予防や症状の緩和に繋がります。
 

2-5 オリゴ糖

善玉菌のエサとなり腸内環境を整えます。
 

3. 摂取を控えた方が良い食品と生活習慣

花粉症の人が避けた方が良い食材もあります。アレルギー反応がある花粉に近い構造の果物や野菜で、スギ・ヒノキ花粉症の人はトマト、カバノキ科の花粉症の人はリンゴや桃、メロン、キウイフルーツなどがあげられます。
また、症状を悪化させる生活習慣として注意が必要なのは、睡眠不足、ストレスの溜め込み、過度のアルコール摂取、喫煙があげられます。
花粉飛散が少ない午前中のランニングやウォーキング、屋内での運動を取り入れる、帰宅する際に花粉を室内に持ち込まない、直ぐに着替えをするなども習慣化すると良いでしょう。

 

4. まとめ

花粉症は重いと全身症状に及び、日常生活にかなり支障をきたす場合があります。医療機関の受診と合わせて、日常生活での食事や習慣を見直してみてください。

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