歯周病予防にぜひ取り入れてほしい!!~プラークがよく取れて痛くない、歯ぐきケア専用フロアフロス~

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みなさんはホームケアでデンタルフロスを使用したことはありますか?
歯科検診で勧められたけれど、使用するに至ってない方が多いのではないでしょうか?
「Floss or Die(フロスをしますか、それとも死にますか)」
これは、かつてアメリカのメディアが国民に向けて発信したメッセージだそうですが、かなりインパクトがありますよね。歯周病が全身の健康にも悪影響を与えることがわかり、フロス普及のために叫ばれたメッセージで、多くの方がセルフケアにフロスを取り入れるきっかけになったそうです。
フロスにも色々な種類がありますが、今回ご紹介するのは歯周病予防のための歯ぐきケア専用フロスとうたわれている「フロアフロス」です。今までフロスを使用したことがある方は勿論のこと、フロス初心者の方には是非とも体験していただきたい、「フロアフロス」の特徴、使用方法についてお話ししていきます。

1.歯周病予防にフロスが必要な理由


歯周病を予防するには、縁上(歯肉の上)、縁下(歯肉の下)に付着したプラークを取り除くことが大切です。フッ素入り歯磨剤の普及により、むし歯は減少しているのに対して、歯周病に罹患する人は増加傾向にあります。
「自分には難しそう」とか「面倒くさそう」などの理由が日本人にデンタルフロスが浸透しない理由として挙げられているそうですが、コツさえつかめば意外に簡単にセルフケアに取り入れることができます。
フロスというと歯間(歯と歯の間)のプラークを除去するもの、というイメージがあるかもしれませんが、今回ご紹介する「フロアフロス」は歯間のプラークだけではなく、歯肉縁下のプラークも歯ぐきを傷つけることなく取り除くことができるようにつくられたセルフケア商品です。

 

2.「フロアフロス」の特徴


デンタルフロスにもたくさんの種類がありますよね。ワックスが付いているタイプ、付いてないタイプ。ブリッジやインプラント部分に特化したもの。容易に使用できる持ち手がついた糸ようじタイプなどなど。「フロアフロス」が歯ぐきケア専用とかかげる理由や、デンタルフロス初心者にもおススメする他のフロスにはない特徴についてご紹介していきます。

株式会社オーラルケア フロアフロス
 45m  600円(税別)
250m 2300円(税別)

 

2-1 384本の繊維が細菌をごっそり絡めとる

「フロアフロス」の大きな特徴として、384本の繊維一本いっぽんが、チリチリうねるアフロ加工されていることです。この繊維に歯肉の中の細菌がしっかり絡みつき除去していきます。384本という繊維数は、細菌の除去率を徹底的に追及して編み出された本数なんだそうです。

画像:株式会社オーラルケアHPより

 

2-2 歯肉に入れても痛くない

歯肉はやわらかく、とてもデリケートな部分です。「フロアフロス」は口の中の唾液の水分や使用する際の摩擦で、フロスがふわっと広がるように加工されています。多すぎず少なすぎない絶妙なワックスの付き具合で、歯と歯の間に入れると繊維が広がるため、歯肉に入れても痛みや歯肉を傷つけることなく使用できるのです。

画像:株式会社オーラルケアHPより

 

2-3 繊維の国イタリア・ミラノ産

「フロアフロス」は繊維の町、イタリア・ミラノ産です。繊維のプロがつくる高品質な繊維を使用しているため、使用中に切れることはほぼありません。むしろ使用中に引っかかってフロスがちぎれたりする場合には、歯間にむし歯ができていたり、補綴物(詰め物や被せ物)が合わなくなったりしている可能性が考えらるため、歯科医院に相談することをおススメします。

 

2-4 デンタルフロス研究者のお墨付き

「フロアフロス」は、デンタルフロス研究の第一人者であるイタリア・ジェノバ大学のアンナマリア・ジェノベ―ジ教授が汚れの落ち具合を確認して「歯肉ケアに最適なデンタルフロス」と推奨している歯ぐきケア専用のデンタルフロスです。

画像:株式会社オーラルケアHPより

 

3.デンタルフロスの使用方法

先にもお話ししましたが、デンタルフロスが日本人に普及しない理由として、「使い方が難しそう」とか「面倒くさそう」などが挙げられています。簡単に取り入れられるものとして持ち手のついている糸ようじタイプを使用している方も、ちょっとしたコツをつかめば、案外簡単に日常のお手入れに取り入れることができるはずです。しかも、糸巻きタイプのデンタルフロスの方がコストパフォーマンスが高い!!
この機会にぜひともチャレンジしてみてください。
デンタルフロスの使用は1日1回でOK。歯ブラシとデンタルフロスの使用順序に決まりはありませんが、おススメは先にデンタルフロスでリスク部位のプラークを除去すること。集中力が高いうちに歯間や歯肉縁下のリスクが高い部位からケアすることが歯を守る近道です。

 

3-1 中指に巻きつける

フロアフロスを40~50cmセンチ切り取ります。口腔内全体に使用するなら肘ぐらいまでの長さを取り出すこと。これが40~50cmの目安です。利き手が右ならば、まず右の中指に数回巻きつけ、残りのフロスは左の中指に巻きつけていきます。人差し指と親指でフロアフロスをつまみます。つまんだ間隔は3センチ程度です。

画像:株式会社オーラルケアHPより

 

3-2 リスク部位(奥歯)からはじめる

フロスの準備ができたら奥歯と奥歯のあいだからはじめます。リスク部位とは、歯ブラシだけでは容易にプラークを落とせない部分のことです。奥歯は前歯に比べて歯の面が大きく、細菌が多く付着しています。リスクの高い部位からケアしていきましょう。歯の側面にフロアフロスを沿わせながら、ゆっくりのこぎりを使用する要領でフロスを動かして歯間に挿入します。歯と歯の接点を通過するまではこの動きが大事です。一気に歯肉までフロスを通過させると勢い余って歯肉を傷つけてしまうことがありますので注意してください。一番下までフロスが届いたら、歯肉の中1~2mmまで入れて、歯肉の中の細菌を絡めとります。

画像:株式会社オーラルケアHPより

 

3-3 1か所ずつきれいなフロスを入れる

1か所お掃除した所はゴッソリとれた細菌がフロスに付着しています。使用した部分のフロスをちょっと観察してみてください。繊維の間に取り除いたプラークが付着しているはずです。そしてちょっとニオイがしませんか?これがしっかりお掃除できている証拠です。汚れた所は右の中指に巻き取り、キレイな所を出して次の場所をお掃除していきます。

画像:株式会社オーラルケアHPより

フロアフロスの使用方法動画

 

4.初心者に最適!! フロアフロスStart Up(スタートアップ)

フロアフロスも十分初心者向きですが、さらにフロス初心者用に開発されたのがこちら。
384本の繊維にプラスして272本のマイクロファイバーをより合わせて加工されています。フロスの色が水色なので、絡めとったプラークが見えやすいので、お掃除できたのが一目瞭然!!
Start Up(スタートアップ)という名前には、大臼歯ファースト(奥歯を先にケアしてほしい)の考え方と、フロス初心者に使いやすいこの製品でフロスを開始してほしい、という想いが込められているそうです。

株式会社オーラルケア フロアフロスStart Up  40m 800円(税別)


昨年、医院スタッフ全員で参加した横浜で開催されたデンタルショーで、この製品をはじめて手にしたとき、パッケージの可愛さにまず感動しました(笑)
そして使用後のプラーク付着を見て更に感動!!
デンタルフロスは小さいころからの習慣化が大切です。小学校3、4年生くらいから自分で使用できるようになります。

画像:株式会社オーラルケアHPより

 

5.まとめ

健康なお口を保つためには、定期的な歯科検診と、習慣化されたセルフケアが不可欠です。
歯ブラシだけではプラークを取り除くことは困難なため、プラスして補助的清掃具の使用をおススメします。
デンタルフロス初心者にはぜひこの「フロアフロス」から歯ぐきケアをはじめていただきたいと考えます。
既にデンタルフロスを使用している方にも、使用感の違いに感動していただけること間違いなしです。
これを機会に、歯周病予防として歯ぐきケア専用フロスを取り入れてみてください。

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