皆さんは最近歯科界で話題になっているL.ロイテリ菌をご存知でしょうか?
ヨーグルトやタブレットに取り入れられ、だんだんと耳にする機会が増えてきていると思います。
今回はそんなL.ロイテリ菌を紹介していこうと思います。
目次
1.L.ロイテリ菌とは
L.ロイテリ菌は母乳以来の乳酸菌です。
体内の菌を善玉へ変えてくれる働きがあります。
口腔内の菌の質を変えてくれることで、虫歯菌や歯周病などの悪玉菌を減らし、口腔内の疾患を予防することができる菌なのです。
2.L.ロイテリ菌の5つのメリット
それではそんなL.ロイテリ菌を接種することで得られる5つのメリットについてお話しましょう。
2-1.虫歯菌の抑制
L.ロイテリ菌を接種していると、接種してないときにくらべて虫歯菌(ミュータンス菌)が抑制されていることがわかっています。
つまり虫歯になりにくくなるんですね。
2-2.歯肉炎をしずめる
L.ロイテリ菌を接種すると、歯肉炎をもっている半分以上の方が約一か月でほぼ治癒するとのこと。
天然の抗生物質のような効果があるんですね。
2-3.口臭を抑制する
L.ロイテリ菌は口臭をごまかすのではなく、原因菌をきちんと抑制してくれます。
2-4.ピロリ菌感染症の抑制
ピロリ菌とは胃の表層を覆う粘液の中に住み着く菌で、慢性胃炎、十二指腸潰瘍、胃癌などを引き起こす可能性があります。
L.ロイテリ菌はそんなピロリ菌の抑制が確認されているのです。
2-5.アレルギーの抑制
L。ロイテリ菌には乳児のアトピー性皮膚炎を緩和することが認められています。
3.L.ロイテリ菌の接種の仕方
最後にL.ロイテリ菌の接種の仕方について説明します。
L.ロイテリ菌自体は今はヨーグルトやタブレットになってスーパーや歯科医院で買うことができます。
L.ロイテリ菌は細菌なので、歯磨き粉の殺菌効果にやられてしまうため、歯を磨いてから30分後くらいに接種するとよいでしょう。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
みなさんもぜひロイテリ菌を摂取してみてください。