グラグラ乳歯!自宅で安全・簡単に抜いちゃう方法

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子供が5歳から6歳ごろになると下の前歯が少しずつ動くようになってきて、次第に動きが大きくなり乳歯が抜けます。
歯が動いてくると痛みもあり子供にとっては気になるものですが、食事が進まなかったり、気になって集中力が無くなったりするのも心配ですね。

歯を抜く時の一番のおすすめは、もちろん歯科医院で抜くことですが、子供がどうしても嫌がったり、受診が難しい時にグラグラの乳歯を家で抜く時の注意点と方法、家で抜いてはいけない時をお話します。

ぜひ参考にしてください。

1.自宅で安全に乳歯を抜くための方法2つ

生え代わりの時期に乳歯が動いてきたら、永久歯が下から出てきたからだと考えられます。

家で乳歯を抜く時に気をつけていただきたいのは、無理に引っ張ったり強すぎる衝撃を与えないようにすることです

永久歯の交換期でグラグラになった乳歯は、根っこの一部が歯肉にかろうじてくっついているだけの状態なので、実は必要以上の力を加えなくても抜けるものです。

これから、自宅で安全に乳歯を抜くための方法を2つご紹介していきます。
お子さんともご相談しながら、怖がらずにできる方法をどちらか選んでみてください。

1-1 乳歯を前後にゆっくり動かしながら抜く

道具を使わずに手だけで抜く方法です。
一番お手軽にできるやり方ですね。

抜く作業をする前には、お口の中にばい菌が入らないように必ず手洗いをして、手を清潔にしましょう。
まずは、舌でグラグラしている乳歯を押してみたり、指で前後に揺らしてみます。

揺れの動きが大きくなったら指で歯をしっかりつかみ、引っ張って抜きます。

抜けたあとは手鏡などを見ながら、歯の根っこが欠けたりして歯肉の中に残っていないか確認しましょう。

出血が気になるようなら、清潔なガーゼやティッシュペーパーを患部に入るくらいの大きさに折りたたんでから抜いたところに当てて、5分~10分しっかり噛んで圧迫止血をします。

圧迫止血

1-2 乳歯に糸をくくりつけ引っ張って抜く

パパやママが子供のころから行われている方法ですね。
経験がある方も多いのではないでしょうか。

揺れている歯に糸やフロスを結んで引っ張って歯を取る方法です。
歯肉のごく一部に歯が付いている状態ならこの方法がおすすめです。

ただし、無理に引っ張ると根っこが欠けたり、歯肉を傷つけてしまうこともあるので慎重に行いましょう。

世界にはこんな危険なやり方で乳歯を抜くところも…!

テレビで放送された「世界のおもしろ動画」やネットで見た、衝撃的過ぎる危険なものを紹介します。

①乳歯に 結んだ糸をドアノブに縛り、バタンとドアを閉めた勢いを利用して抜く
➡そこまでの勢いがなくても元からぐらついている乳歯は抜くことができます。強すぎる力で引っ張ると歯ぐきや唇を傷つける恐れがあるのでやめましょう。

②乳歯に結んだ糸を弓矢に縛り矢を射る➡広い屋外で行うことになり、弓矢は危険。

③乳歯に結んだ糸をバイクに縛りスタートさせる➡海外の動画でしたが、転んでしまったら…。怖すぎます。

 

 

2.グラグラの状態によっては歯科受診が必要な場合も

歯が抜ける年齢には個人差がありますが、抜ける時期ではない時にグラグラしていたら、交換期ではない他の原因が考えられるので、むやみに触らずに歯科医院で診てもらいましょう。

2-1 歯をぶつけるなど強い衝撃を受けた場合

転んで歯をぶつけたり、歯にボールが当たったなどの強い力が加わると歯が揺れることがあります。
いわゆる歯が「脱臼」した状態です。

こういったときには、歯医者さんでレントゲンを撮って骨の中の永久歯の位置を確認します。

まだ抜くのには早いと診断されたら適切な時期が来るまで、歯科専用の接着剤で歯を「固定」します。

あまり早く抜いてしまうと、永久歯の出てくるスペースが無くなってしまったり、永久歯が曲がって出てきてしまうこともあるので必ず受診しましょう。

2-2 乳歯が抜ける前に下から永久歯が出てきている

こちらはよくあるケースです。
乳歯が動いているのになかなか抜けなかったり、虫歯で乳歯の根っこが正しく吸収されないと、下から永久歯が出てきてしまうことがあります。

残った乳歯が邪魔をして永久歯が横から出てしまうこともあるので、歯科医院で乳歯を抜く必要があります。
しっかり麻酔をしてから抜くので、抜歯中の痛みなどの心配はありません。

乳歯 永久歯
↑下の前歯の写真です。乳歯の裏に永久歯が生えてきていますね。
画像:公益財団法人ライオン歯科衛生研究所

3.乳歯がグラグラになっていくしくみ

乳歯が抜けて永久歯に生え変わっていく時期を「交換期」と言いますが、乳歯の下の永久歯がどのように出来て大きくなっていくのか、顎の骨の中ではどんなことが起こっているのでしょうか。

①骨の中で永久歯が時間をかけて成長する
乳歯

②    永久歯の根が作られ始め、乳歯の根が少しずつ溶かされる
乳歯

③    歯の根が解けて無くなると抜け落ち、永久歯に生え変わる
乳歯
画像:いずれも ライオン・クリニカHP

詳しくは『乳歯がグラグラしてきた!抜ける順番とその頃の不安を完全解決します』の記事をご覧ください

4.やっぱり歯科医院での抜歯が一番安全な理由

歯科医院で歯を抜く時は、レントゲンを撮って乳歯の根っこがどのくらい吸収されているか、その下にある永久歯がどうなっているかを確認します。

その後、局所麻酔をしてから抜歯をします。清潔に滅菌された器具を使い、異常や出血の様子も確認します。
専門家の手で抜いてもらえるとやはり安全・安心ですね。

さらには、レントゲンを撮ることで以下のようなものがわかることもあります。

①先天性欠損(永久歯がない)

何らかの理由で元々永久歯がないことがあります。

その場合は永久歯の無い部分の乳歯を大人になるまで大切に使っていくので、虫歯にならないよう丁寧に歯磨きをする必要があります。

②過剰歯(歯の本数が多い)

先天性欠損とは逆に、歯の本数が多いことがあり、その過剰歯が邪魔をして永久歯が正しく出てこられない場合があります。

過剰歯を抜くことで永久歯の歯並びに影響したり、隙間ができてしまうこともあるので、歯科医師や矯正の専門医とよく相談することが大切です。

過剰歯
↑上の前歯のレントゲンです。矢印で示した歯が本来は生えてないはずの「過剰歯」です。

5.まとめ

今の時代の子供たちはSNSなどがとても身近で、たくさんの情報を目にしています。

子供同士でついふざけて、ネットで見た面白そうなやり方だったり、大人が思いつかないようなやり方で乳歯を抜こうとすることもあると思います。

そんな時は周りの大人が、正しい判断をしていただけたらと思います。
そして、自宅で歯を抜く際にはぜひお子さんの緊張をほぐすように話しかけながら行うのが良いでしょう。

抜いた乳歯はぜひ可愛い乳歯ケースなどに保管していただくと、大切な思い出になりますし、お子さんも楽しめるでしょう。

乳歯ケース
↑とってもかわいい乳歯ケース。¥2,380(amazon価格)

 

 

 

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