みなさん こんにちは。
先日、医療従事者枠にて、新型コロナワクチン接種1回目を受けてきました。
医療機関の所在地によって、接種受付の始まりがまちまちで、まだ予約もできていない医療従事者の方もいるかと存じます。
今回は私を含め、勤務先スタッフが順に接種を受けている状況での身近な声として、接種後の副反応を中心にお話ししていきたいと思います。
目次
1.接種までの流れ
新型コロナワクチン接種を受けるには、まず勤務先単位での申込を行います。受診する医療機関は、勤務先管轄で指定されています。接種予約申込開始のお知らせが来てから、各自スマホ等で1回目接種の予約を取ります。これから接種を行う一般の方の接種までの流れについては、厚生労働省HP「コロナワクチンナビ」をご覧ください。
2.1回目コロナワクチン接種
受診する医療機関によって多少違いはあるかもしれませんが、私が勤務する歯科医院のワクチン接種指定医療機関である医療法人 慈正会 丸山記念総合病院さんでの接種当日の体験を記載していきます。
2-1 当日の持ち物と服装
持ち物は下記の通りです。
①コロナワクチン接種券付き予診票(1回目)※事前に記入しておくこと
②ワクチン接種記録書(1回目・2回目共通)※接種ワクチンの情報シールが貼付されます
③健康保険証 ※ワクチン接種は公費なので本人確認用です
服装は今の時期だと半そで等に上着を羽織った状態が望ましいです。
新型コロナワクチンは筋肉注射で、接種部位は三角筋で腕の肩に近い部分です。肩までまくることが出来ない長袖だと、片袖だけ脱がなければならなくなります。
丸山記念総合病院では、外来診療のない午後にワクチン接種が行われています。
当日、だいぶ早めに到着してしまったため、まだコロナワクチン接種の受付等のカウンターが設置されていませんでした。外来患者さんもいない昼休みの時間の広い待合室でしばし待っていると、事務の方が受付用のデスク等並べて準備を始めました。その後、続々と接種を受けるであろう人達が待合室に増えてきました。広い待合室なので、各自距離間を保ちつつ待機していると、整理券が配布されました。私の接種番号は1番。☚なんせ接種予約1時間前に到着してますから(笑)
受付票のようなものが配られ、氏名等の個人情報や接種日(当日の日付)等を記載して待つように指示がありました。
2-2 いざワクチン接種へ
番号が呼ばれ受付に向かい、そこで本人確認が行われたのち、診療室に案内されました。
そこでもまた再度本人確認があり、その後すぐにワクチン接種へ。
私が特別注射の痛みに強いわけではないと思うのですが、接種した感想としては、インフルエンザより痛みは少ないかな・・・といった感じです。本当にあっという間に終わりました。後日他スタッフにも聞き取りしましたが、私同様に、痛みを強く感じることはなかったという感想が多数でした。
2-3 待機スペースでの接種後アレルギー反応の確認
ワクチン接種後、待機スペースに案内され、アレルギー等の既往がある場合は30分、それ以外は15分、それぞれ指定された場所で待機します。接種した時間のメモが渡されるので、そこから各自15分ないし30分経過したのち、問題なければ3週間後目安に2回目ワクチン接種の日程を予約して終了となります。
3.ワクチン接種後の副反応について
厚生労働省HP「コロナワクチンナビ」に記載がある、ワクチン接種後の主な副反応は以下の通りです。
①接種後に注射した部分の痛み
②疲労
③頭痛
④筋肉や関節の痛み
⑤寒気
⑥下痢
⑦発熱
私自身の副反応は、接種当日夜に37.3℃の微熱と接種部位の筋肉痛のような痛み、それから当日の夜のみお腹をくだしました(゚Д゚;) 腕の痛みは割と強く、普段眠る姿勢が左下なのですが、それが出来ずに、寝返りするたびに痛みで目が覚めたほどです。翌日勤務シフトが入っていましたが、腕を45度以上あげると痛みがあり、器具の上げ下ろしやバキューム操作がキツかったです💦 痛みは3日目くらいには気にならなくなっていました。
発熱は翌朝の検温が37℃で、翌々日には通常に戻りました。
このブログを書くまでに勤務医院では私を含め13名のスタッフが1回目のワクチン接種を済ませましたが、一番多かった副反応は①接種後に注射した部分の痛みで11名が該当しました。接種当日より翌日の方が痛みが増したスタッフが1名。ほとんどのスタッフは2~3日で症状が緩和しています。
腕の痛みと回答したスタッフのうち、接種当日に趣味で通っているキックボクシングにいつもの休日同様に行ったらしく、トレーニングの筋肉痛なのか接種後の副反応なのかが不明という強者DRが含まれております。
次の章で接種後の注意事項を述べていきますが、本来、ワクチン接種当日の激しい運動はさけるよう厚生労働省新型コロナワクチン接種後案内にも記載がありますので、みなさんは接種後安静に過ごしましょう。
次に多かったのが③頭痛で5名が該当しました。うち3名はかなり強い頭痛があり、1名は鎮痛剤を服用したとのことでした。厚生労働省HPに鎮痛剤の服用についての記載がありますが、頭痛や発熱等の症状が出た場合、アセトアミノフェンやイブプロフェン等の解熱鎮痛剤の服用は有効のようです。ただし、副反応が出る前に予防的に内服することは現段階では推奨しないと記載があります。
副反応が全くなかったスタッフは2名でした。
4.コロナワクチン接種後の注意事項
3の章でも一部記載しましたが、ワクチン接種後の注意事項は以下の通りです。
①激しい運動は控える
②接種部位を清潔に保つ
③当日の入浴は問題ないが、接種部位を強くこすらない
また、ワクチン接種した後も、マスク着用やうがい・手洗い、3密の回避は今まで通り行わなければなりません。
参考までに、スタッフの接種後の腕の写真を数枚あげておきます。
ちなみにこのブログのトップページの写真は、勇気ある女医が自分の接種時の様子を撮ってくれたものです。
ブログへのご協力、ありがとうございました。
5.まとめ
新型コロナワクチン接種の体験記および、接種後の副反応、注意事項について記載しました。
これから接種する方の参考になればと思います。厚生労働省HPに、コロナワクチンは1回目接種より、2回目接種の方に頻度が高くなる副反応があると記載があります。これから2回目接種をしていきますが、またその後の報告は他スタッフからブログにアップしていく予定です。