コロナウイルスが猛威を振るうこと1年、、、
自粛ももううんざり、、、
しかしそついにワクチンが開発されました。
今回はそのワクチン(色んな会社が出していますが今回ファイザー社)について説明してきたいと思います。
目次
1.世界初のワクチン
実はワクチンには今まで
1.風疹やはしか、水ぼうそうに効く生ワクチン
2.肝炎、日本脳炎、インフルエンザなどに効く不活性化ワクチン
3.ジフテリアや破傷風に効くトキソイド
の3つの種類しかありませんでした。
しかし今回作られたのはななななんと!新たに4つ目のカテゴライズ!
mRNAワクチンというものなのです。
2.新しいワクチンのmRNAとは
mRNAワクチンのmRNAとはそもそもなんなのでしょうか
2-1.mRNAの≪m≫は≪メッセンジャー≫のm
私たちの体は水以外では筋肉や臓器など主にタンパク質でできています。
古いタンパク質を廃棄して新しいタンパク質を作る、所謂「代謝」とよばれることが私たちの細胞内では起こっています。
その新しいタンパク質は古いタンパク質のデータをもとにつくられます。
そのデータというのがDNAと呼ばれるものです。
そしてそのDNA情報を持ってくるのが、そう!≪メッセンジャー≫であるmRNAなんですね。
2-2.新型コロナウイルスはスパイクタンパク質を持っている
新型コロナウイルスの表面にはスパイクタンパク質というものがあります。
なので、このスパイクタンパク質に対して人間が過敏になり、排除するように仕向けることができれば所謂≪抗体≫ができて免疫が新型コロナウイルスをたたいてくれるようになるわけです。
2-3.偽のメッセンジャーにスパイクワクチンを作らせろ
そこで偽のそこまで危険じゃない(この危険とは副作用のことです。)スパイクタンパク質を作るmRNAを体内にいれ、スパイスタンパク質を体に作らせます。
すると体内でそのスパイスタンパク質が敵認定され、「今後はこのスパイスタンパク質を持ったものは異物だ!排除だ!」となるわけです。
これが≪免疫≫ができたということですね。
その偽mRNAこそ人類の希望、mRNAワクチンなのです。
3.まとめ
mRNAワクチンの人体へのアプローチの仕方、少しでもお分かりいただけたでしょうか?
早くコロナウイルスの終息があらんことを、、
それでは