皆さんはサホライドというお薬を知っていますか?
昔は歯医者さんでよくつかわれていたサホライドですが最近はあまりみかけなくなってしまいました。
今回はそんなサホライドの効果や使い方を説明していこうと思います。
1.サホライドってどんな薬?
サホライドはフッ化ジアミン銀と言って、55000PPMのフッ素と銀によってできています。
フッ素は皆さんご存じの虫歯予防薬で歯質の強化や細菌抑制効果があります。そこに銀の持つ抗菌作用がプラスで作用することになります。
1970年に販売され長年世界で使われてる虫歯の治療薬です。
歯を削らずに薬を塗るだけで虫歯の進行を止めることができるうえに知覚過敏の抑制まで効果のあるすごい薬なのです。
しかし近年あまり積極的に使われないような気がします。
2.サホライドは歯が黒くなる
サホライドは効果は素晴らしいのですが銀の効果で歯が黒くなってしまうというデメリットがあります。
見た目を気にする人が増えていく中で虫歯の予防としてのフッ化ジアミン銀の使用はジョジョに抑えられていったように感じます。
3.サホライドの新しい使い方
そんな中でサホライドの新しい使い方が注目をあびています。
サホライドを塗ると黒くなるのは先ほど書いたとおりですが、虫歯の部分は特に強く黒が濃くなるのです。
そこで、虫歯のわかりにくい部分に塗ることによって虫歯を見分けるということができるというわけです。
これにより虫歯の早期発見早期治療に役立てようという研究がすすんでいます。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
サホライドの凄さが少しでも伝わると嬉しいです。
見た目が気にならない人は歯医者さんで予防として塗ってもらっても良いかもしれませんよ。