江戸時代に歯が痛すぎて殿のお供ができなくなり、責任を感じて切腹したお侍がいたんですよ~
なぁ~~にぃ~~~!!??
やっちまったなぁ!
男は黙って 歯医者行け!
というわけで今回はそんなお侍さんを祭った神社の話です。
1.その名は日枝神社
この日枝神社という神社は南千住にあります。
日枝神社は江戸時代山王社と呼ばれた旧中村町(千住宿)の鎮守で正和5年に建てられたと言われています。
藩士である清兵衛が虫歯の痛みに耐えかねて切腹し、遺言によりその霊を祀ったとされています。
後に山王清兵衛と呼ばれるようになり、歯が痛くて祈願し効き目があれば、錨をくわえた女性の絵馬を奉納する慣わしがあったそうです。
と看板に書いてあります(笑)
なお、少し離れたところに祠があり、昔はそのあたりまで神社の入り口があったそうですよ。
2.なぜ神頼みで歯痛が治ることがあるのか
これに関してなのですが、おそらく考えられる可能性は二つ。一つは歯の神経が死んで痛みが消えた。二つ目は歯肉の軽度の炎症だった。で。
2-1.神経が死んで痛みが消えた
虫歯が神経までいき、痛みがでてしまった場合に、耐え忍んでいると神経が死んで痛みを感じなくなります。
もちろんその後にしばらくすると歯の根が腐ってきて、遠くない未来にまた激痛が襲ってくることでしょう。
つまり神に祈っている間に神経が死んだパターンですね。
2-2.軽度の歯肉炎だった
歯ぐきが炎症を起こして痛みが出た場合、きちんと栄養をとって健康的な生活をしてもらえれば1,2日で落ち着くことが多いのでそれを神の加護だと思ったのでしょう。
3.まとめ
いかがでしたか?
今の時代、神様に頼る前にぜひ一度歯医者に頼っていただきたいと思います。
それでは