皆さんは埼玉県の川越という場所を知っていますか?
小江戸の街並みと氷川女体神社で有名な土地なのですが、その女体神社のすぐ近くのお寺になんと歯痛に効くと言われているお地蔵さんがいるのです。
今回はそんなお地蔵さんを紹介していきます。
1.お地蔵さんは広済寺にある
そのお地蔵さんは埼玉県川越市喜多町にある川越駅からバスで10分ほどの広済寺というお寺にあります。
門をくぐって右側の鐘の手前に小さなお堂があります。
そこに2体のお地蔵さんがあり、左手にいらっしゃるのが歯痛に効くお地蔵さんです。
2.その名は無腮地蔵尊(あごなしじぞうそん)
ぱっと見ると下アゴがなくてギョッとする風貌をされています。
アゴが無ければ歯も痛くならんということで歯痛の御利益は確かにありそうですね!
夜中に現れて顎ごと歯を引きちぎってきそうですが(笑)
横の看板には少し詳しく書いてありますね。
昭和の初めのころまでは歯痛の方のお参りがあったみたいですね。
なお、お参りして歯痛が治った場合、お礼に柳の枝で作った楊枝を奉納することになっていたようです。
3.隣には咳や喘息に効くお地蔵さまも
ちなみに写真は撮り忘れたのですが(痛恨のミス)、無腮地蔵尊の隣にいる「しわぶきばば」と言われる咳や呼吸器に効くとされている縄にグルグル巻きにされているお地蔵さまもいました。
こちらは呼吸器で悩んでる方が縄でぐるぐるまきにして願をかけ、治ったらお茶や金平糖をお供えするそうです。
筆者が行ったときはまだぐるぐる巻きでした。
なかなか皆さん治らずに苦労されているようですね、、、
4.まとめ
なかなかパンチの効いたお地蔵さんたちですが、一度訪ねると歯にも呼吸器にもご利益があるので小江戸観光のついでに是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか。