JR日暮里駅から谷中墓地を抜けて右手に瑞應山・妙雲寺というお寺があるのを皆さんは知っていますか?
実はこのお寺、虫歯祈念の寺といわれているのです。
今回はこの妙雲寺について紹介していきます。
1.鬼子母神像の信仰から始まっている
江戸時代から妙雲寺には、富山藩祖前田利次の母である天徳院が前田家の子授け、無病息災、諸行平癒を祈願し安置した鬼子母神像があります。
延宝・天和年中(1673~1683)に富山から江戸に出て上野公園や浅草寺境内で居合抜きや独楽回し等の大道芸を行いつつ、歯磨き粉を売ったり歯の治療を行っていた松井源水という男はその鬼子母神を信仰していたために一度も虫歯にならなかったそうです。
それ以来【虫歯祈念の寺】としてじょじょに近隣のかたからも信仰されるようになったとのことです。
2.入口に寄進された石
妙雲寺の入口には「むしば記念の寺 瑞應山 妙雲寺」と書かれた石が立ってます。
これは昭和の初期に大阪に住む信者のかたから寄進された石だそうです。
大阪の方にも信仰されるなんてすごいですね!
3.まとめ
いかがっだたでしょうか?
おそらくここの神は虫歯を治すというより予防の神様でしょうね。
虫歯になりたくない方はぜひ一度参拝してみてください。