買おうか悩んでいるアナタに教えたい!電動歯ブラシの効果とメリットデメリット

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最近携帯用のおしゃれな電動歯ブラシが登場したりして結構電動ブラシの使用者が増える中、購入を迷ってるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

本当に手みがきよりもキレイになるの?高いお金を払っても使うべき?
そんなお悩みをお持ちの方に、電動歯ブラシを使う効果やメリットはもちろん、電動歯ブラシを使用することによるデメリットについてもご説明していきます。

ずばりコレ!電動歯ブラシの3つのメリット

基本的には、電動歯ブラシも手用歯ブラシ(普通の歯ブラシ)も1本1本丁寧にしっかり磨けていればそこまで大きく効果に差がでるということはありません。

電動歯ブラシは、普通の歯ブラシでは磨きづらいような細かいところを動きや振動で補ってくれます。しかし、デンタルフロスや歯間ブラシなどの清掃補助器具といわれるデンタルグッズを使ったほうが良いのはどちらもかわりません。

手用歯ブラシでもしっかり磨けばきちんとプラークを除去し、マッサージをすることが可能なのです。
では、電動歯ブラシ選ぶことのメリットとは一体なんなのか、どんな人にオススメできるのかご紹介していきましょう。

《電動歯ブラシにも種類があります》

  • 電動歯ブラシは主に3つのタイプにわかれます。3章でそれぞれの特徴と効果的な磨き方についてご紹介しますが、ここでは、多く使用されている「音波電動歯ブラシ」についてそのメリットをご紹介していきます。
★音波電動歯ブラシ…「フィリップス ソニッケアー」「システマ ビブラートケア」「ブラウン オーラルB」など

 

1-1 磨くのにあまり力がいらない

音波電動歯ブラシは高速振動によって歯の汚れを落とします。手用歯ブラシのようにブラシを動かす必要はありません。歯にそえるだけでじゅうぶんなのです。

そのため、たとえば力の加減が苦手な人や、障害などで手に力があまり入らない方にオススメできます。また、歯ブラシを動かすのが面倒くさくて歯磨き自体テキトーになってしまう人にもオススメできるでしょう。

-2.短い時間で磨ける

音波電動歯ブラシは、歯に1~2秒あてるだけでもプラーク(歯垢)をとることができます。1~2秒あてたら横の歯にスライドさせて磨きます。

プラーク除去量はやはり手用より大きく、効率的に短い時間で磨くことができるためなかなか歯磨きをする時間を長く作れない方にもオススメです。

1-3.歯磨きのモチベーションが上がる

せっかく買ったし汚れも手でやるより落ちている気がする!という感じで歯磨きが楽しくなり、ブラッシングのモチベーションアップにつながることもあります。

高機能の電動歯ブラシによっては、スマートフォンと連動して磨き残し部位、磨きすぎの部位を教えてくれるシステムが搭載されています。
毎日の退屈な歯磨きを楽しくゲーム感覚でおこなえるため、つい歯磨きを面倒くさがってしまう中高生のお子さんなどにもオススメできます。

 2.気になる電動歯ブラシのデメリットは?

次にデメリットです。やはりCMで謳われているような利点のかげにデメリットが存在するのです。電動歯ブラシを使っていて起こりうるデメリットをご紹介します。

-1.効果を過信しすぎて歯磨きがテキトーになる

機械は便利です。手作業でやるよりずっと効率よくラクに磨けてしまいます。しかし、電動歯ブラシを使うことでちゃんと磨いたつもりになり、手用の歯磨きよりも実は磨けていないことに気づいていない…そういう方が多いのも事実です。

歯医者さんの定期健診に行ったときに衛生士さんに歯の汚れを注意されて、「電動歯ブラシ使ってるのに!」と思う方、いらっしゃいませんか?

電動歯ブラシは確かに効率的に磨くことができるのですが、それはあくまで正しい磨き方をした場合。「適当でもちゃーんと磨けている」というわけではないのです。

-2.力がかかりすぎて歯や歯ぐきにダメージをあたえることも

電動歯ブラシの高速振動は手磨きより断然パワーがあります。強い力でブラシで押しあてたり、まちがった角度で歯ぐきなどに当てたりすると歯や歯ぐきを痛めてしまうことがあります。

普段強い力で歯磨きをする自覚がある方には、押しつけ過ぎサインでお知らせしてくれたり押しつけ防止システムがそなわった製品もありますので、そちらのご使用をオススメします。 

[ブラシの先が曲がるほどの力は✖]
電動歯ブラシ 毛先
画像:フィリップス ソニッケアー公式HP

-3.値段が高い

値段はピンキリですが高いものは2万円を超えてきます。さらに、先端のブラシヘッドは消耗品のため定期的にとりかえる必要があります。だいたい3か月を目安に交換するようになっていますが、使い方によってはそれよりも早くブラシの毛束が開いてしまったりして交換時期早まる場合もあります。

そういったランニングコストがかかってくるので断然手用歯ブラシよりはお金がかかります。

3.購入すると決めたら~電動歯ブラシの種類を知ろう~

メリット・デメリットをふまえた上で購入されると決めた方。電動歯ブラシの中にも実は種類があります。
それぞれの特徴を知ってご自分にあったものを選んでいきましょう。

 3-1.ラクに磨きたい方には音波電動歯ブラシ

音波歯ブラシとは、音波の振動を利用して高速(毎分約30000ストローク)でブラシヘッドを動かす歯ブラシです。高速振動によりプラークを除去します。汚れを浮き上がらせる効果はあるにはありますが、洗浄効果はそこまで強くはありません。

他の2種類の電動歯ブラシとは異なり、音波電動歯ブラシは手を動かす必要がなく歯1本につき1~2秒間あてるだけでOKです。歯に沿ってブラシを動かすだけなので3種類の中で最も歯磨きがラクなものです。

 3-2.歯垢除去効果が欲しい方には超音波電動歯ブラシ

超音波歯ブラシは音波電動歯ブラシよりさらに高速(毎分約1500000ストローク)でブラシヘッドが動きます。お口の中に水分がある状態のときに使用すると、波長の長い超音波ではキャビテーションが、波長の短い超音波では加速度エネルギーが発生し、その効果によってプラーク(歯垢)を破壊することができます。

振動数は非常に多いのですが、振動の大きさは微細なためブラシを手用歯ブラシと同じように動かす必要があります。

-2.その他の電動歯ブラシ

ブラシの頭が毎分2000~6000回の往復あるいは回転運動をするタイプです。手用歯ブラシよりは多少効果的に磨くことができますが、振動数が少ないため磨くときはしっかり手を動かす必要があります。

歯と歯のすき間から掻き出すような動きをするタイプを選べば、さらに歯間部の清掃効率があがります。

4.なんにしても継続して歯を磨くのが大切

手磨きにしても電動にしても結局毎日しっかり歯を磨かなければ意味がありません。
電動歯ブラシを買って使うだけで満足するのではなく、
歯医者さんでのブラッシング指導を受けて「技術力」を身につけることが大切です。

正しい電動歯ブラシの使い方で毎日継続して歯磨きを行うことがキラキラツルツルの歯に近づくためのコツになります。

まとめ

いかがでしたか?
電動歯ブラシのメリット・デメリットを理解した上で皆さんがご自分にあった電動歯ブラシを選んでいただけたら幸いです。

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